光の十字架 [東京]



アンタダ展をちょっと覗いてきました。膨大な数の図面と模型があり、これは半日ほど
じっくり見る必要がありますが、撮影可能なのは、実物大の教会と直島の模型のみ。


子供たちが見学に来てました。小さい頃に良いものを見るのは良いことですね。


直島の映像は4分半ですが、懐かしい風景。
http://t-hako.blog.so-net.ne.jp/archive/c10378013-1

カフェのテラスは、葉っぱがあって、気持ちの良い陰を作ってました。
(2年前の様子)
http://t-hako.blog.so-net.ne.jp/2015-12-13

十字架の外観。現地では実現しなかったガラスの無い隙間。


今回は、鉄骨の下地に、PC版を取り付けたとのことで、
小口が見えているところもありますが、コンクリートは
逆にキレイで、よく出来てます。
関連記事をコメントに入れました。
帰路 [プノンペン]
3日目最後 [プノンペン]


朝からアンコールワットに行って朝日を待ちました。月も見えて期待しましたが。



結局途中から雨となり、陽は顔を出さず。
気を取り直して、朝食後は、近場のプレアカンまでちょっと散歩にのつもりが、
平面的構成なのに結構ハマりました。


ここも大分浸食が進んでいます。


2層の回廊は珍しいようです。柱も円いのは他に無いかも。

迫り出し型のアーチ構造も、トップの石が無く、かなり危うい状態です。

意外や結構奥が深く、アプサラも見ることが出来て、地味なのに人気があるのも納得でした。


今回の発見は、ナーガの敵だったガルーダが仏教となって一緒になって頑張っていたこと。
いじめ役のガルーダだと思っていましたが、結構親しみの持てる奴ですね。
ジャヤバルマンVIIの存在が偉大だったことも良く分かりました。
帰りのランチに寄ったパークハイヤットのビルベンスリー設計のザリビングルームという
レストランは、居心地最高でした。

クレアトラベラー49号の解説に依れば、フューシャピンクがアクセントとのこと。



これからプノンペン経由で成田まで移動します。
2日目はスレイとロムとトムと湖とクロヤへ [プノンペン]

2日目、まずは雨の中、郊外にあるバンテアイ・スレイまで。


細かい彫り物がキレイに残っていて、狭いのみ全く飽きません。





定番の女子像を見て大満足。お見事です。

茎の長い熱帯の睡蓮が鮮やかでした。

雨中の散歩を楽しんだ後は、念願のタプロムへ。

全くの別世界に圧倒されました。




ガジュマルによる侵略風景の連続。






宇宙船のような造形。


面白すぎます。



これには驚き。

これも意味分からず。

取りあえず、ここまで。


アンコールトムに移動。


ビルベンスリーは、この基壇壁面の段々モチーフを、後述のクロヤ・レストランの柱に使ったのかな。



バイヨンは石の色がいまひとつか。
時間が余ったので、トンレサップ湖まで足を伸ばしてみました。


昼はジュースのみだったので、早めの夕食で、近くにあるシンタマニクラブのレストランまで
散歩。このインテリアとスタッフの対応は素晴らしい。
外にはブランコ席と見所があります。 料理も手抜き無く洗練されています。
アルンレアスといい、規模は小さいけれど、ブティックホテルは老舗を圧倒しています。
ANAのサイトに解説が有りました。今回はソカアンコールの宿泊券を貰ったので
選択の余地が無かったですが、次回が有れば、こういう所を選びたいものです。
https://www.ana.co.jp/travelandlife/feature/original/vol34/




手ブレしたのではなく、ブランコ座席が揺れているところです。
今日はアンコールワット [プノンペン]

プノンペンからシェムリアップへは何とターボプロップエンジンのプラペラ機(68人乗りATR72)でした。


初日の今日は、昼過ぎから、日本語の堪能なサンボさんに連れられて、アンコールワットの
東門から一回りしました。


東側からのアクセスは人もまばらで古寺の雰囲気を、ゆっくり味わえました。

ナーガはどれも形が崩れてしまい完全な形は残っていませんが、立体的な造形はナーガファンとしては
ちょっと嬉しい。

海をかき混ぜたという話の彫り物は、どう見ても、元祖綱引きか。ここでも蛇が主役。


第3回廊へはまさに天国への階段が。一般人は、鉄の手摺付き木製階段で疑似天国へ。
森の眺めが素晴らしい所です。

近づけば石の積み重ねは迫力満点。

倉庫として使われていたという離れには、若者が昼寝。良いなぁ。

そこら中にある額縁効果を狙った開口部と重層の縁取りは、実際に造るのは大変そう。




多くの人たちとすれ違いながら、西門から帰ってきました。
2時間程度汗だくになりながらも、やはり百聞は一見にしかずで、規模と密度に圧倒されました。