オレゴン・ワシントンワイン+リーデル [ワイン]


コロナ禍のため延期されていた、青木先生と庄司RBAによるワイン講座が、ようやく開催されました。準備万端整ったリーデル青山のテイスティングルームの様子。

いよいよ前半のレクチャーの開始です。
PNW(パシフィックノースウェスト)認定スペシャリストという称号の青木先生と庄司リーデル・ブランド・アドバイザー(RBA)のお名前が見えます。



本日のラインアップ、抜栓前の記念撮影から。

コロナ対策のアルコール消毒用ボトルも並んでます。
まずは、PNWの位置、地質の歴史(1万5千年前の玄武岩の上にミズーラ大洪水によって形成された堆積物)、山脈と降雨の関係、ブドウ品種およびワシントン州とオレゴン州のワイン造りの歴史について、たっぷり1時間の講義。
AVAの中でも特別なSub regionとしてNested AVAがあること、原産地ラベル表示も厳しい決まりがあることなど基礎知識をインプット。興味深いお話でした。

最初は、ジ・アイリー・ヴィンヤーズ・ピノ・グリ'17(オレゴン、ウィラメット・ヴァレー)から。これは初めての味わいだったかもしれません。なかなか辛口ですっきりしていますが、渋味も酸味もしっかりあって、余韻も長い。◎でした。
次は、シャトー・サンミッシェルのエロイカ(Beethoven の第3番) リースリング(ワシントン、コロンビア・ヴァレー)。ミネラル感たっぷりの辛口で、後から若干の甘みが来た印象。◎。ここで、リースリンググラスの解説あり。内側に形作られた12本のウネウネによって、表面積が大きくなっているとのこと。600cc+α。グラスの縁がゆがんで見えるのはそのためですね。また、グラスが縦に長いのでワインを飲むためには、かなり上を向く必要があり流速が早くなり酸味がしっかり感じられるとのこと。そうなんだ、面白い。
白の3番目は、ウッドワード・キャニオン シャルドネ2018(ワシントン、ワラ・ワラ・ヴァレー)。これは、シャルドネグラスにて。口が広くて水平の状態で飲めるので、ゆっくりじっくり、たっぷり口に含むことが出来るとのこと。これは花丸でした。

庄司RBAもフェイスマスク装着です。
以下、赤セクションへ。
世界のピノ・ノワール事情として、ブルゴーニュの気候悪化に伴い、オーストラリアのタスマニアとオレゴンのピノ・ノワールが注目されているとのこと。特にオレゴンはフランスが唯一認めている生産地で、ドルーアンが土地を買ったことから影響が大きくなったとの説明がありました。

最初は、そのドメーヌ・ドルーアン オレゴンのオレゴン ピノ・ノワール ロレーヌ2016から。普段はほとんどピノ・ノワールを飲まないので、比較は出来ませんが、華やかで果実味のあるフェミニンな印象とのこと。個人的には結構しっかりした味わいでしたが、◎には至らず。
次に、クリストム・ヴィンヤーズ 2017ピノ・ノワール アイリーン・ヴァイニャード。これは、まろやかさと渋さとさわやかさが渾然として、余韻が長く、後からいろいろ変化が楽しめました。皆さんにも好評で、青木先生押しとのこと。花丸です。
ここで、庄司RBAから、グラスの話。ブルゴーニュグラスの上部が開いている場合は、香りが豊かに広がるが、同じピノ・ノワールを、ボルドーグラスに移すと香りがしないとのこと。やってみると、まさにその通りで、相性悪しでした。
3番目は、ケイ・ヴィンヤーズ ザ ディール シラー 2106。ワシントンのシラーは、香りも良くしっかりした味わいで余韻も長く、意外と渋味もそれほど強くなく美味でした。花丸。
最後は、レコール No41 エステート・ファーガソン2016。カベルネ・ソービニョン主体で、ミネラル感があり濃いめの味わいでした。◎。

7種のワインを上から。

講座修了後に勢揃い。


好評の花丸3本。
10年ぶりのリーデルマジックとオレゴン、ワシントンの厳選された素晴らしいワインとのコラボ。
今回はコロナ禍の下での特別な講座でしたが、数々の困難を超えて実施出来たことは特筆に値すると思います。本当にありがとうございました。
(10年前の庄司リーデルブランドアドバイザーが若いです。)
https://non-solo-vino.blog.ss-blog.jp/2010-04-25
https://t-hako.blog.ss-blog.jp/2010-04-25
ロープウェーの脚 [みなとみらい]

いつの間にやら、支柱が3本立っていました。


近くから見上げるとランドマークより高い。

8人乗りが36台とのこと、高さ40mで割とスマートな脚です。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1222975.html

この台船は、どこの橋をくぐってきたのやら、結構デカい。
駅ビル完成 [みなとみらい]





コロナ禍で遅れていた駅ビルがようやくオープンしたので、エスカレーターで上の階まで上ってみました。
割とこぢんまりとした吹き抜けですが、まだ人出が少ないせいもあり、待ち合わせはしやすくなったかも。
映画の宣伝スクリーンが見ていて飽きません。ドルビーシネマ期待できます。




線路側には6階まで各階にテラスが設けてあり、天気次第で気持ちの良さそうな場所です。
6階の端にあるピザ屋さんが秀逸。800°は華氏で、425℃の釜の温度とのこと。
テラス席は、8人席がありましたが、10人程度はいけそうです。

西口側も一望。今週は、ほぼ毎日ヨドバシ通いで散財しました。




あいにくの小雨模様でしたが、やはり屋外の空気に触れられるのは安心感があり和みます。
8階から10階までの食堂街は、99.9%が女性陣で溢れていましたが、少し心配な混みようでした。
12階に屋上庭園とコンビニとオフィスの入り口があり、執務環境は良さそうです。
ここも、また晴れた日に来てみましょう。