下半期第4回シャンパーニュ講座(第3週の回) [ワイン]
今回も、滅多にお目にかかれない貴重なワインが登場、
名前からして格好いい「コトー・シャンプノア ルージュ」の3種からです。

左から
(1) ドゥ・ヴノージュ コトー・シャンプノワ・ルージュ ラ・フォレ2018/2021年3月発売
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN100% シャンパーニュ地方南部の単一畑レ・リセ産のぶどう
1973年~1977年に植樹、土壌は粘土石灰質とキンメリジャン
醸造:ステンレスタンクで発行、フレンチオークで6か月熟成
生産量:1,000本
(2) アンリ・ジロー コトー・シャンプノワ ルージュ2016
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN100% アイ村の自社畑のぶどう
醸造:オークの新樽15か月熟成
(3)ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン2016
生産者:オランジェ(NM)
ぶどう品種:PN100%、アイ村にある4haの単一自社畑のぶどう
醸造:3分の1全房発酵、オークの小樽で8か月熟成
最初のラ・フォレ2018は、あとの2つとは明らかに色味が違い、紫がかっています。
酸味もあり、大変フレッシュな味わいで、お気に入り。
次のアンリ・ジローは、美しいオレンジ色で、まろやかで複雑な味わいあり、皆さんの評価が高かったようです。なかなか普段は出会えない洗練されたピノ・ノワールの印象でした。
3番目のボランジェも、品質の高さが感じられる、しっかり味わいで、これも人気高し。
こちらも貴重な体験でした。

アンリ・ジローとボランジェは、箱入りで高級感も漂います。


後半は、発酵・熟成の容器による違いが判る、これも貴重なロゼ2種。
(4)アンリ・ジロー ロゼ ダム・ジャンヌNV
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN90%、CH10% 赤ワイン6%ブレンド/樹齢超70年
醸造:ピノ&シャルドネとも発酵・熟成にアンフォラを使用
ドサージュ:7g/L
(5)ドゥ・ヴノージュ プランス・ロゼNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品質:PN100%、
モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ、プルミエ・クリュおよびレ・リセ産
醸造:ステンレスタンクで発酵・熟成、100%MLF実施
ド・サージュ:6g/L
前者は、気泡も細かく、きれいなピンク色で、大変上質な味わいでした。
前半のコトー・シャンプノワからの違いに若干戸惑いながらも、これはお気に入り。
後者は、オレンジ色に近い、最初やさしい味わいで後からミネラル感がくる特徴的な味わいでした。
こちらも、なかなかの上質感がありました。

見たことも無いユニークなボトル形状。

翌朝、朝日を浴びたキャップとコルク群。

箱も頂いてきたので、元に収めて、滅多に撮れない日向での1枚。

裏面の記録も、逆光の中で1枚。
毎度、いろいろ目を開かれますが、今回もホントに貴重なワイン群を、ありがとうございました。
名前からして格好いい「コトー・シャンプノア ルージュ」の3種からです。

左から
(1) ドゥ・ヴノージュ コトー・シャンプノワ・ルージュ ラ・フォレ2018/2021年3月発売
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN100% シャンパーニュ地方南部の単一畑レ・リセ産のぶどう
1973年~1977年に植樹、土壌は粘土石灰質とキンメリジャン
醸造:ステンレスタンクで発行、フレンチオークで6か月熟成
生産量:1,000本
(2) アンリ・ジロー コトー・シャンプノワ ルージュ2016
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN100% アイ村の自社畑のぶどう
醸造:オークの新樽15か月熟成
(3)ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン2016
生産者:オランジェ(NM)
ぶどう品種:PN100%、アイ村にある4haの単一自社畑のぶどう
醸造:3分の1全房発酵、オークの小樽で8か月熟成
最初のラ・フォレ2018は、あとの2つとは明らかに色味が違い、紫がかっています。
酸味もあり、大変フレッシュな味わいで、お気に入り。
次のアンリ・ジローは、美しいオレンジ色で、まろやかで複雑な味わいあり、皆さんの評価が高かったようです。なかなか普段は出会えない洗練されたピノ・ノワールの印象でした。
3番目のボランジェも、品質の高さが感じられる、しっかり味わいで、これも人気高し。
こちらも貴重な体験でした。

アンリ・ジローとボランジェは、箱入りで高級感も漂います。


後半は、発酵・熟成の容器による違いが判る、これも貴重なロゼ2種。
(4)アンリ・ジロー ロゼ ダム・ジャンヌNV
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN90%、CH10% 赤ワイン6%ブレンド/樹齢超70年
醸造:ピノ&シャルドネとも発酵・熟成にアンフォラを使用
ドサージュ:7g/L
(5)ドゥ・ヴノージュ プランス・ロゼNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品質:PN100%、
モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ、プルミエ・クリュおよびレ・リセ産
醸造:ステンレスタンクで発酵・熟成、100%MLF実施
ド・サージュ:6g/L
前者は、気泡も細かく、きれいなピンク色で、大変上質な味わいでした。
前半のコトー・シャンプノワからの違いに若干戸惑いながらも、これはお気に入り。
後者は、オレンジ色に近い、最初やさしい味わいで後からミネラル感がくる特徴的な味わいでした。
こちらも、なかなかの上質感がありました。

見たことも無いユニークなボトル形状。

翌朝、朝日を浴びたキャップとコルク群。

箱も頂いてきたので、元に収めて、滅多に撮れない日向での1枚。

裏面の記録も、逆光の中で1枚。
毎度、いろいろ目を開かれますが、今回もホントに貴重なワイン群を、ありがとうございました。
松濤の区立美術館 [東京]
昨年末に、第1部を見逃してしまった「白井晟一入門」の第2部を、取り急ぎ見てきました。
入場料1,000円、駐車料金900円、高速代(往路第三京浜、復路湾岸線)1,700円?ガソリン代2,000円?、事前に本屋で購入した解説本3,000円と、意外と経費が掛かったけれど、群馬の安中、高崎や前橋に縁のある方でもあり、目の保養にもなったので良しとします。
前橋の煥乎堂には、小学生の頃、バスに乗って何度か行ったことがありますが、高崎には無い文化的な雰囲気を感じていた記憶が何となく有ります。高崎の料亭「岡源」には行ったことが有りますが、両方とも現存せず。



最初に地下1階にある展示室から、天井高さ6.4mと余裕。普段は中庭からの光は入れていないとのこと。また、当初、玄関からブリッジを渡って、1階レベルの回廊を通って、地下1階の展示室に階段で降ろす演出をしていたが、スペースが足らず断念したとのこと。確かに少し残念な動線ですが、回廊からの別な視点を確保しているのは、面白いかも。


地下2階の茶室は、並んでいたので後にして、エレベーターで2階の元サロンまで。天井高さ3.3m。
当日配布の資料に依ると、壁はヴェネチアンヴェルヴェット貼りらしい、何と贅沢な。
かつては、ここでお茶が飲めたとのこと、また復活して欲しい空間です。ケーキセットの無い美術館は、寂しい気がします。


4層の構成が良く分かる断面模型と、上からの微妙な形が分かる全体模型。


階段の雰囲気は抜群ですが、手摺が内側にしか無く、螺旋の内側は踏面が狭いので、降りるときには、出来れば踏面の広い外側にも手摺が欲しかったですが、壁からサポートを出すのは難しいのでしょうね。(それでも、ここの大階段の方は、内側も結構広めになってました。)



ブリッジの上下。回廊への入口が不思議な形をしています。

玄関の天井は、オニキスの光天井で、迫力ありますね。約1時間でしたが、楽しめました。
入場料1,000円、駐車料金900円、高速代(往路第三京浜、復路湾岸線)1,700円?ガソリン代2,000円?、事前に本屋で購入した解説本3,000円と、意外と経費が掛かったけれど、群馬の安中、高崎や前橋に縁のある方でもあり、目の保養にもなったので良しとします。
前橋の煥乎堂には、小学生の頃、バスに乗って何度か行ったことがありますが、高崎には無い文化的な雰囲気を感じていた記憶が何となく有ります。高崎の料亭「岡源」には行ったことが有りますが、両方とも現存せず。



最初に地下1階にある展示室から、天井高さ6.4mと余裕。普段は中庭からの光は入れていないとのこと。また、当初、玄関からブリッジを渡って、1階レベルの回廊を通って、地下1階の展示室に階段で降ろす演出をしていたが、スペースが足らず断念したとのこと。確かに少し残念な動線ですが、回廊からの別な視点を確保しているのは、面白いかも。


地下2階の茶室は、並んでいたので後にして、エレベーターで2階の元サロンまで。天井高さ3.3m。
当日配布の資料に依ると、壁はヴェネチアンヴェルヴェット貼りらしい、何と贅沢な。
かつては、ここでお茶が飲めたとのこと、また復活して欲しい空間です。ケーキセットの無い美術館は、寂しい気がします。


4層の構成が良く分かる断面模型と、上からの微妙な形が分かる全体模型。


階段の雰囲気は抜群ですが、手摺が内側にしか無く、螺旋の内側は踏面が狭いので、降りるときには、出来れば踏面の広い外側にも手摺が欲しかったですが、壁からサポートを出すのは難しいのでしょうね。(それでも、ここの大階段の方は、内側も結構広めになってました。)



ブリッジの上下。回廊への入口が不思議な形をしています。

玄関の天井は、オニキスの光天井で、迫力ありますね。約1時間でしたが、楽しめました。