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松濤の区立美術館 [東京]

昨年末に、第1部を見逃してしまった「白井晟一入門」の第2部を、取り急ぎ見てきました。
入場料1,000円、駐車料金900円、高速代(往路第三京浜、復路湾岸線)1,700円?ガソリン代2,000円?、事前に本屋で購入した解説本3,000円と、意外と経費が掛かったけれど、群馬の安中、高崎や前橋に縁のある方でもあり、目の保養にもなったので良しとします。
前橋の煥乎堂には、小学生の頃、バスに乗って何度か行ったことがありますが、高崎には無い文化的な雰囲気を感じていた記憶が何となく有ります。高崎の料亭「岡源」には行ったことが有りますが、両方とも現存せず。

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最初に地下1階にある展示室から、天井高さ6.4mと余裕。普段は中庭からの光は入れていないとのこと。また、当初、玄関からブリッジを渡って、1階レベルの回廊を通って、地下1階の展示室に階段で降ろす演出をしていたが、スペースが足らず断念したとのこと。確かに少し残念な動線ですが、回廊からの別な視点を確保しているのは、面白いかも。

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地下2階の茶室は、並んでいたので後にして、エレベーターで2階の元サロンまで。天井高さ3.3m。
当日配布の資料に依ると、壁はヴェネチアンヴェルヴェット貼りらしい、何と贅沢な。
かつては、ここでお茶が飲めたとのこと、また復活して欲しい空間です。ケーキセットの無い美術館は、寂しい気がします。

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4層の構成が良く分かる断面模型と、上からの微妙な形が分かる全体模型。

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階段の雰囲気は抜群ですが、手摺が内側にしか無く、螺旋の内側は踏面が狭いので、降りるときには、出来れば踏面の広い外側にも手摺が欲しかったですが、壁からサポートを出すのは難しいのでしょうね。(それでも、ここの大階段の方は、内側も結構広めになってました。)

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ブリッジの上下。回廊への入口が不思議な形をしています。

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玄関の天井は、オニキスの光天井で、迫力ありますね。約1時間でしたが、楽しめました。
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