下半期第2回シャンパーニュ講座 [ワイン]
毎回多くの発見があるシャンパーニュ限定の講座。今回は、ノンヴィンテージ(NV)の存在意義と、その品質を保つために、様々な工夫が施されいることが分かる大変貴重な経験となりました。
最初は、左から3本目まで。
(1)ローラン・ペリエ ラ・キュベNV
CH50~55%、PN30~35%、M15~20%、8~10g/L
定番の基本となるNVで、香りも新鮮で、バランスの良い味わい。
(2)ドゥラモット ブリュット ブラン・ド・ブランNV
CH100%
少し色白で、フレッシュな香りとうまみが拡がる味わい、これはなかなかです。
シャルドネ100%というのが効いているようです。
(3)ローラン・ペリエ ブラン・ド・ブラン ブリュット・ナチュールNV
CH100%、0g/L
これもシャルドネ100%で、ドサージュ何とゼログラム。限定販売とのこと。
香りも強く、皆さんは絡めるやアーモンドと表していましたが、かなり個性的か。
味わいは素晴らしく、酸やうまみがほどよく調和してエレガントで、余韻も長い。
かなりのお気に入り。
次の右側2本は、さらに強力なラインナップです。
(4)ランソン エクストラ・エイジ ブリュット
ブレンド年は、2000年、2002年、2004年の3ヴィンテージ
PN60%、CH40%、9g/L
これは、かなりのインパクトありで、独特の香りも強く味わいも濃いが嫌みが無く熟成感があり。
20年前のヴィンテージの威力を感じます。
マルタ十字のレッドクロスをベースにしたグランドエンブレムが格好良いです。
(5)ローラン・ペリエ グラン・シエクル No.24
ブランド年は、2004年、2006年、2007年の3ヴィンテージ
CH約55%、PN約45%、約7g/L
こちらは、さらに特別な、ド・ゴール大統領から「偉大な世紀」と名付けられたもの。
味わいが繊細でバランスも良く、皆さんも絶賛してました。
www.gransiecle.comという特別なサイトもあるようです。
ランソンの赤い十字が目立ちます。
グランシエクルにピントを合わせて。
仲良く一列に並べて、毎回、翌日の撮影も楽しみです。
Hakoさん、早々のアップ、ありがとうございます!
11月は、ローラン・ペリエのメゾンスタイルを、
皆さんに明確に感じ取っていただけたはず、と自負しています。
シャルドネ主体のメゾンの“凛とした佇まい”を感じました。
googleでの位置確認、イイですね!
asahi.comにローラン・ペリエについて書いた記事があり、
これは是非読んでいただきたいので、貼り付けますね。
http://www.asahi.com/food/column/champagne/TKY200905190257.html
由緒あるシャトー・ド・ルーヴォワを所有しているので、ググッて
みてくださいませ。
by fumiko (2021-12-02 10:27)
fumikoさん、早速のチェックとコメントを、大変ありがとうございました。
ローラン・ペリエの記事、凄いですね、歴史と造り手の素晴らしさが良く伝わってきます。また、2008年ヴィンテージの優れていることは、前期の講座で、十分に理解しています。時代の記録としても、貴重な記事です。
シャトー・ド・ルーヴォア、格好良いですね、庭園の様子も良く分かるので、マップを貼っておきます。
by hako (2021-12-02 11:23)