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唐櫃(からと)の芸術 [さぬき]

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10年ぶりの讃岐、ようやく豊島の美術館に到達。
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入口で靴を下足箱に入れてから入場です。
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内部の撮影は禁止なのですが、屋根には大きな穴が2カ所開いていて、北西?の開口からはこんな空と雲が切り取られて見えました。東南の開口からは、林の中から蝉の声が、シェルの内部に響き渡り、サラウンド効果が出て幻想的な雰囲気を出していました。内藤礼の水の芸術は予想を遙かに上回る不思議な動きをして、いつまでも見飽きません。生まれ出る時から流転して消失するまでの予測できないイベントの連続でした。座り込んで一種の瞑想に浸る方々も沢山。
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どこかで水の噴出に気が付かず、湿った靴下を無理矢理靴に押し込んで、ショップにくれば、ここでも下足禁止で、あらためて紐を緩めて休息。
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高台からなんとか内部が見えないものかと無駄な努力をして、惜しみながらの帰還となりました。

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周辺からの景色もなかなかなものがあります。

(以下、時間切れで、車中からのスナップ)
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(おまけ)
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服装からすると、これがキアヌさんですね。
すれ違っていたようです。あれま。
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夕暮れの桜 [さぬき]

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一年ぶりに高松空港に降りて、近くの公園を通過途中、桜がほぼ満開でした。
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たそがれ時の桜というのも、珍しいかと一枚。単に暗いだけですが。
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シルエットの桜も、ついでに。
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24時間後、羽田への復路。瀬戸の明かりが見えました。
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羽田到着。久々にT2側の夜景を追加しておきます。
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オーバル2 [さぬき]

引き続き、ベネッセハウスの上にある宿泊施設周りのスナップを何枚か。晴れたり曇ったりで見通しが悪かったのですが、それでも夕日は海に反射して、瀬戸内らしい画となりました。地中美術館方向に日が落ちていくところです。


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オーバル周辺 [さぬき]

先日見にいったベネッセミュージアムの上にあるオーバル施設。狭い歩廊を抜けて池のある中庭空間にでると、空が開けます。

テラスからは、海に映る夕日がそのまま見えます。


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テネシー・バー [さぬき]

 

先週土曜日、観音寺の満月居酒屋から、いつものように、テネシーというバーに立ち寄りました。コリーグ達がカクテルを注文したので、早速記念撮影。僕は、いつもの安い、アサヒ輸入ワイン。でもおいしいです。

微妙な天候の中を、日曜日に戻りましたが、雲間から沢山の光が射していました。今週は、月曜日から三重に移動して、水曜日に戻り、木曜日は新潟に移動して金曜日に戻る予定です。(4/18、23:45追記。) 


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丸亀3 [さぬき]

何度行っても好きな風景。http://blog.so-net.ne.jp/t-hako/2007-02-24 丸亀駅前を通るたびに、時間は無いけれど、つい寄ってしまう、弦さんの美術館。見た目の色がきちんと出せるまで、何度かトライしたいと思います。建築も作品だから、コンクリートの壁に触るなと言うアホな地中美術館(手摺も作品だから、触らないように階段を上りました。)に比べて何と大らかでリラックスできる場所なんでしょうか。

観音寺にある銭形の砂絵の近くの松林を散歩した際に気になった松の実。こういう状態で見たのは初めてかもしれません。


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石橋の千住さん [さぬき]

千住さんの滝が漆の床に反射するところが気に入ってます。蔵の外壁も入れて撮ると、全体の様子が分かりやすいかと、思います。床の間にある小さな滝も欲しくなりますね。

 


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夕景 [さぬき]

某日、さぬき路復路。曇天の上空にさらに、雲が重なっていて、隙間から夕日が沈んだ後の光が漏れていました。

ホワイトバランスを曇天にして、赤みを強めると、見た目に近い夕景となりました。

さらにPS Elements4で、自動補正すると、手前の雲が荒海のように浮かび上がってきました。


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直島2-2 [さぬき]

先週土曜日の直島続きです。上は、地中美術館のテラスで、ランチボックスを広げたところ。遠景は高松のビル群です。下は、そのテラスを、ベネッセハウス側から見たところ。

SANAAのインスタレーション(造形演習並ですが、楽しいです。)と、フェリーターミナルの、細い柱群(これもパイプではなく、無垢の鉄なんでしょうね。)、白いコーンが整然と並んでいるところです。すっきりとして気持ちの良い空間ですね。


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直島2 [さぬき]

早朝より、高松発のフェリーに乗って、直島に行ってきました。9時半には地中美術館チケットセンターに到着、10時開館と同時に、さっと展示を見て10時半開店と同時に地中カフェにてランチボックスを注文。この美術館ではベストと言える、カフェテラスに出て、暖かいに日に当たりながらの朝食。上の画は、カフェテラスから見える海の色です。

モネの庭では、季節柄、少し花が寂しげでしたが、この花の赤紫が目立っていました。

今回、ベネッセ美術館をゆっくり見ることが出来、アンタダのかつてのヴォキャブラリーを感心して確認できました。神戸の商業建築に共通の新鮮さがありました。前回見逃していた、デ・マリアの二つの花崗岩の球を発見。高松市を望む場所に収納されていて、これはインパクトあります。

旧石橋邸を改装した「石橋」にある、千住さんの画は、今回、一番のお気に入りです。漆風の床に座りたかったのですが、これは傷つきやすいとかで、禁止だそうです。惜しいですね。タレルの仕掛けがある南寺のと並んで、瞑想空間になり得る場所です。

杉本さんの護王神社、ガラスの階段はいつ見てもきれいです。今回は地下の古墳にも入って、振り向いた時に見える水平線を、確認できました。通路のコンクリート壁に反射した海も良しでした。

直島側からは、橋が良く見えて、西日に反射する海とシルエットが印象的でした。700記事目、今日は、ブログの素材が有りすぎて、困りました。かなり偏見と、依怙贔屓な選択でした。

直島 瀬戸内アートの楽園

直島 瀬戸内アートの楽園

  • 作者: 秋元 雄史, 安藤忠雄 ほか
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: 単行本

この本、現地で売ってましたが、かなり詳しくて、参考になりました。

旅 2007年 04月号 [雑誌]

旅 2007年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/02/20
  • メディア: 雑誌

今週、東京駅の本屋で気になっていた直島特集の雑誌。「旅という名の女性誌」だそうです。まさか今週現地で買うとは思ってませんでした。写真がほぼ完璧で、非常に参考になります。


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高松空港裏 [さぬき]

高松空港のターミナルと反対側にある、子供の遊び場、丁度夕景にかかりました。

到着が遅れていた、ANA便が、6時過ぎにようやく着陸。後輪の煙と、前輪の煙が部分切り取りで、見えました。勿論、胴体着陸は免れたようです。

一番上の写真の右上に見える、塊に近づいてみれば、何と奇妙な彫刻群。まさかノグチさんのでは無いと思うけれど、高松だから、可能性有りですね。本日は、観音寺に泊まりです。


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丸亀駅前 [さぬき]

昼前に早めに出発して、丸亀駅前の、猪熊弦一郎美術館を、再訪してきました。何度行っても、面白い場所で、今回は谷口さんの建築よりも、弦さんの作品が勝っているようです。ほとんど子供の画かと思える無邪気なスケッチもあれば、こってりと色を載せたグラフィックデザインも有り、面白がって描いている様子が目にうかびますね。

大きな作品群が、板張りの床に映える様子が面白く、何枚も撮ってしまいました。他にも、素晴らしい色の画があったのですが、取り敢えず二枚アップします。

外壁のイラストも、ラインの部分をわざわざ黒い御影石?を組み込んで表現しているようです。どうやって組み込んだのか、難しそうです。


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川鶴3兄弟+ [さぬき]

本日の高松便は、厚い雲に覆われて富士も見えず。翼の上から見ていたら、併行して走るジェットの雲が鮮やかでした。

観音寺、満月にて、川鶴の300ml瓶二種と、150ml瓶一種。それに加えてお土産用の宮卸。雪しぼりから初めて、大瀬戸、蛍流棚田米秘伝麹仕込という大層な名前の美酒を楽しみました。

近くにある、テネシーという広々としたスポーツバーでは、アサヒのテーブルワインがなかなか楽しませてくれます。http://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/tresch/ コストパフォーマンスは抜群ですね。


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光のスジ [さぬき]

本日、大荒れの讃岐路、30分遅れの出発に、30分上空での待機と挙げ句の果てには、バスまで迎えに来るのが遅れる始末。ホントに暴風一過といったところでしょうか。出発が遅れたので狙っていた夕日が地上からとなってしまいました。 

上空に上がってシートベルトサインが消える頃には、雲の上でも日が沈む所でした。安いズームレンズは、ハレーションが出放題ですが、光が漫画のように長く尾を引いているので、個人的にはこの方が楽しいです。


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高松帰り便 [さぬき]

雲の上に出たら、夕日が丁度見えるはずと思い雑誌を見ていたら、途中がからすっかり居眠りをしてしまい、気が付いたら夕日は既に、ほとんど沈んでいくところでした。その後直ぐに機体が大きく旋回し、夕日の方向は見えなくなってしまったのですが、空の色が微妙にパステル調で、珍しかったので、一枚アップです。T2でドンサバティーニに初めて入り、メルシャンが輸入のイタリアンワインを一杯飲んで帰ってきました。今日は高松日帰り。明日は上海2泊で土曜日戻る予定です。


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六十九番+ [さぬき]

銭形の砂絵で有名な高台の中腹に、六十九番目の観音寺があります。街の名前は、かんおんじ、と発音することに拘っていますが、お寺の読みは、どうも、かんのんじ、のようです。色彩が豊かで、なかなか賑やかな本堂です。真言宗は親しみがありますね。また隣に六十八番目のお寺が有り、庭の葉っぱが見事に黄色くなっていました。

おまけ:一昨日、高松に移動する前に、ラウンジから見えた着陸風景。お台場の観覧車が写ってます。帰り便では、これと同じ進入路で、以前、城南島の下から見あげていた逆で、767-300の前方スクリーンに、城南島の倉庫、工場群が大きく見事に映し出されて、大変な見物でした。

ついでに、最近撮った、品川駅前から東京タワー方面を見たところです。ラウンジの柔らかい椅子に載せて撮ったので水平が少々右下がりですが駅構内の暗さの中に新幹線が行ったり来たりするのと、道路を行き交う車の明るさが対照的で見ていても楽しかったです。東京タワーは、相変わらずランドマークになってます。


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Guenの色 [さぬき]

香川県庁のロビーにある、弦一郎さんの壁画を2階から撮ってみたところ、きれいな青があることに気が付きました。打合を終えて、屋島方面に寄って、牟礼町の山田屋で釜揚げぶっかけを一杯。玄関を座敷側から撮ると、何だか色味が弦一郎さん的でした。弦一郎さんのサインは、guenと有りましたが、NYでは、ヴィエトナム人と間違えられそうです。

曇天の空の上で、何にも見えませんが、太陽が雲に反射して、不思議な光方をしています。

高松からの帰り、少し時間があったので、T1の屋上に出て、フェンスの上にE-500を載せて、T2の吹き抜け付近を撮ってみました。ついでに、T1側に着陸する様子と、T2側から離陸していく軌跡をトライ。周囲との光のバランスが有り、相当微妙でした。そろそろ望遠レンズも必要ですね。

アップの機会が無かった、東京タワー周辺の画を追加しましたので御覧下さい。http://blog.so-net.ne.jp/t-hako/2006-09-02


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瀬戸の夕日 [さぬき]

香川・観音寺港から見た瀬戸の夕日。雲が厚く、最後にほんのりと全体が赤くなりましたが、雲の上の空が大きくて、涼しくなった風と共に、秋を感じました。観音寺市は小さな街ですが、メインストリートの舗装は気合いの入ったデザインでバリアフリーはもちろんのこと、縁石や排水溝、照明まで非常に気配りがされています。途中にあった居酒屋さんでは、地酒の川鶴ブランドがずらりと並び、これまたセンスの良いボトルとさらに美味しい中身の冷酒で、これは人気が出てもおかしくありません。ワインも良いが久々の日本酒もまた良いです。 

http://www.netwave.or.jp/~sake-ml/kawaturu1.htm http://www.1108.net/sake/kawaturu/new_page_1.shtml


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高松の碧 [さぬき]

昨日の帰り便、空港までの足がなく、高松駅からバスで移動となりました。駅前にある巨大なビルのホール棟7-8階屋上からと、高層棟30階からの海の眺め。7-8階を繋ぐ屋上木製デッキは、良く実現できたなと思います。

あおと、みどりと両方とも同じ文字で表現できることを発見。碧と碧と。


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水まきの夕景 [さぬき]

観音寺郊外、砂地の畑に散水している風景が気になっていたので、一度撮りたいと思っていました。たまたま夕方通りかかったところで、少し遠景ですが、こんな雰囲気で、気持ちよさそうに撒いていました。今朝のANA便は、満員状態。今夜の帰り便は取れず、明日の朝移動になってしまいました。


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うどんや [さぬき]

牟礼町では庭園美術館とセットになってる、山田やさん。のれんの山マークが特徴的です。普段は相当に混むらしく、造り酒屋の建物を利用した門のところには、名前を記入して待つスペースまでありました。ぶっかけは、270円と高級な値段を付けてます。季節柄、ざるが多く出ているようですが、敢えて、暖かい天ぷらうどんにしてみました。エビ天も独特で、ダシは勿論グッドでした。煙突の横に見える岩が石切場の先端です。うどん屋の周りは、石材店ばかり。面白い場所です。


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空と石と [さぬき]

牟礼町の庭園美術館は、迷路のような場所にあり、1時からのガイド付き観覧時間にようやく間に合いました。猛暑の中の約1時間の回遊で、ゆっくりとは眺める余裕はありませんでしたが、巨大なエナジーヴォイドなど、他では見られない貴重な作品が有り、周囲の石切場や加工場の雰囲気の良さも有り、ノグチさんのこころのようなものを多少とも感じることができました。全て撮影禁止(NYの財団所有著作権のためだとか)なので、パンフレットと雑誌の雰囲気だけアップ。

帰り便の夕日。空の黒さは露光アンダーなためです。

久々の羽田T1レストランの窓から、南風に向かってのテイクオフラインが偶然写り込みました。余りにも暑いですが、熱中症注意ですね。

美術館の写真が載っているサイトがいつくか有りましたので、メモしておきます。http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/238/index.htm 非常に制限の多い展示についての説明があります。打ち水には確かに感心しました。 http://www.isamunoguchi.or.jp/index.htm


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曇天の山並み+ [さぬき]

また香川県庁に来てしまったので、弦一郎さんの壁画を眺めていたら、格好いいサインが目に付きました。35mm(E-500では70mm相当)マクロレンズにてロビーの家具と壁画を。

高松空港から西に一旦離陸して、大きく東に旋回する途中、山並みに雲がかかり、好きな重なり方をしていました。ANA便、JA8273(767-381@1988.5導入:古いですね。)


昭和の時代性 [さぬき]

 

 

それほど、古いとは言えませんが、直島が注目される切っ掛けとなったいくつかの建築群だと思います。三菱マテリアルの周囲の植栽が大分、緑色に見えてます。学校群を、若者達が自転車で雨の中、わざわざみにきてて、感心しました。役場も、学校と同じ、石井さんの設計でしたか。クラッシック直島ですね。


直島続き [さぬき]

直島は、たった4時間しか居なかったのに、色々調べている内になぜか後を引くところだということに気が付きました。裏口から間違って入ってしまったライブラリーに地中の図面と工事中の写真が有りいくつか撮ってきたのを拡大してみると、実に面白い仕事だったことが分かります。上から、お寺跡地施設の軒天井、神社の階段最上段、地中の庭の花拡大図ですが、それぞれ単純できれいなディーテールです。


直島スタイル [さぬき]

本村の小型船が停泊している小さな港。モーターボートが日常の足として使われているようです。

焼杉板の表面は、炭状態になって防水性を発揮するのでしょうか。節くれ模様がエジプトの壁画のようでした。これはオーバー露出でした。

ベネッセエリアのアンタダさんは、コンクリートと石と鉄と新しい棟は木造も有り。屋外彫刻が沢山有りましたが、全部を見る時間が無く、海沿いの散歩道を早足で上り下りして、ミュージアム棟まで往復してきました。入り口を間違えて、従業員口から入ってしまい、ほとんど展示は見ずに外だけ眺めて出てきてしまいました。宿泊棟が一番面白かったようですが、見落としました。

家プロジェクトの一つ、神社の再生。ガラスの階段が何とも新鮮でした。石窟は、人が多くてこれも断念。このガラスが地下まで続いているとのことでした。このサイトに詳細が載ってました。やはり南寺は、瞑想空間の意図通りだったようです。 http://www.naoshima-is.co.jp/concept/art/ie_project.html


地中+ [さぬき]

岡山から宇野港までレンタカーにて移動して、そのまま直島行きのフェリーに乗り、風戸FTというマイナーな場所に到着。ナビの通りにベネッセミュージアムの入り口までたどり着いたものの、宿泊客以外は、歩けとのこと。昔の苗場プリンスみたいなことを言われて、ちょっとやな感じでしたが、先に地中博物館に行くことにして、山を登りました。こちらはまた、写真は撮るな、何も触るなと、なんだがやたらに規制が多く、呆れました。内部の写真がないので、離れた所にある切符売り場の看板と、モネの庭を模したというハスの池と、後で行ったベネッセハウスから見た、地中美術館の遠景を載せておきます。

遠見に唯一地上に顔を出しているのは、カフェで、10:30開店と同時に入ってみましたが、丁度日が射したこともあり、ここのテラスは、まさにアイソレイティッドな場所で抜群の眺めでした。地中に埋没した施設より、外部空間が勝っているのは、狙い通りでしょうかね。

この施設、直ぐには廃墟にはならないと思いますが、もし暇とお金(一泊3-4万円)がある場合は、待遇と利便性が明らかに違うので、お早めに行って、宿泊されることをお奨めします。新しい宿泊施設も有り、産業施設の有る島の裏側とは、全く違う景観をちょっとだけ楽しめます。

フェリーターミナルに戻る途中、村のイエプロジェクトというのがあったので、ちょっと覗いてみると、これは安藤さんも、施主の縛りがないのか、のびのびと楽しげなイエを建ててます。タレルの仕掛けの中でも、この南寺(1999完成)というのは秀逸ですね。真っ暗な空間で、5分ほどぼーっとしてると、目が慣れてきて、光が見えてくるというだけなのですが、その間に随分と色々なことを考えさせられます。古い家並みの外壁が、焼き杉の板張りというのでしょうか、初めて本物を見ましたが、深みのある素晴らしい色を出してました。

ところで、ミュージアムリンク・パス(金沢21世紀+地中+森)の2カ所のスタンプをゲットしたので、残り六本木ヒルズに、8月までに行くと、おまけが貰えるそうで楽しみです。


大橋の下 [さぬき]

 

念願の高松から岡山まで、日が沈む前に、電車で移動することができました。日が延びて、まだ明るい光を反射した瀬戸の海が、橋の桁の間から見えて、一種幻想的な風景を見せてくれました。順光側が良いかと思いきや、逆光の島々を見ながらずっと、こちら側を離れることが出来ませんでした。

 

順序が逆になりましたが、香川県庁のロビーも、打合せの後、一年ぶりにみることができ、改めて、丹下さんと猪熊さんのコラボに感心しました。上の階の所々に、手作りのオブジェが置いて有り、ここで仕事する人は、自然にセンスが磨かれそうです。瀬戸大橋を渡る前に停まる、坂出の売店のディスプレーが何かユニークだと思ったら、うどんのお土産が雑誌と場所を取り合っていたためでした。観音寺の十日屋で売っていたのは、8食分+だしもついて735円でした。 


高松駅前 [さぬき]

高松シンボルタワーとその傍らの低層棟吹き抜け。流石、香川の中心地ですね、金沢とは別な意味で、気合いが入っています。透明感が有り、悪くない雰囲気でした。

公共施設のためか、きっちりとお金を掛けてますね。向こう側は、高松駅前広場です。これもイサムノグチ風の石の広場になってました。


丸亀とNY [さぬき]

電車で高松に向かう途中、丸亀にて途中下車して、谷口さんのMOMA展見てきました。(東京でも先月までやっていたのですね。きれいな映像が載ってます。@オペラシティのサイトhttp://www.operacity.jp/ag/exh60.html)美術館の外に見える風景は若干(?)違いますが街が美術館の中から見えるコンセプトは一緒だとか。この猪熊弦一郎美術館MIMOCAは14年も前に出来たとは思えない先進さです。猪熊弦一郎さん自身がNY滞在が長くて、留学していた谷口さんを何度もMOMAに案内してくれたとか、なぜ地味な建築の谷口さんが、大きなコンペを経てMOMAの設計者に選ばれたかとか、模型、図面の展示に加えてビデオでの説明もあり、面白い話が満載でした。丸亀の人はNYの人たちと同じように恵まれてます。

讃岐の山と街が見えます。

上の窓の下は、こんな感じで非常に気軽にGUENさんの画や彫刻を楽しめます。また新しい作品なのに写真撮影がOKで、感心しました。著作権も無いような古い作品展なのに杓子定規に撮影禁止のところが多いので余計に嬉しい気がしました。禁止の定義ははっきりして欲しいですね。

Yoshio Taniguchi: Nine Museums

Yoshio Taniguchi: Nine Museums

  • 作者: Yoshio Taniguchi, Terence Riley
  • 出版社/メーカー: Museum of Modern Art
  • 発売日: 2004/11/30
  • メディア: ハードカバー

ショップで買ったMuseums by Yoshio Taniguchiという冊子は5500円もして、一瞬躊躇しますが、中身は計画も含めると12カ所のミュージアム(葛西の水族館も含めて)が網羅されていて圧巻です。

 上記の本に日本の計画を追加したものです。

丸亀のパンフレットを見ると、讃岐富士は何と丸亀市に入っていました。いつ見ても、いい形です。明日から台風の影響で空の便は大混乱しそうですが、空港で待つ羽目になりそうです。

窓のプラスティック板が青かったせいか、珍しく濃い青が出たのでアップです。