秋期シャンパーニュ講座 第3回 (第3週) [ワイン]
第3回の講座は、第3週と第4週で、クリスマスを挟むタイミングとなり、いつもにに増して、貴重な品々をテイスティングする回となりました。
1981年創業という新しい立上げながら、着実に評価を上げているメゾンであるブルーノ・パイヤールの特性が良く分かる5本のラインナップ。
メゾンの特徴について、講座中に配布された、輸入元のミレジメによる紹介文を改めて読むと、様々な試みを行っている結果が、今回の5本に現れていることがよく分かります。
(株式会社ミレジメのサイトより)
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.millesimes.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/BP%E5%85%A8%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0-%E4%B8%8A%E4%BB%A3202312%E6%9B%B4%E6%96%B0.pdf
最初の2本は、デゴルジュマン後の長期瓶内熟成による違いを、利き分ける試み。
(1)ブルーノ・パイヤール エクストラ ブリュット プルミエール キュヴェ
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:PN45%、CH33%、M22%
リザーブワイン:約30%
デゴルジュマン:2022年10月
ドザージュ:6g/L
(2)ブルーノ・パイヤール キュヴェ スワサン ドゥーズ エクストラ ブリュット
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:PN45%、CH33%、M22%
リザーブワイン:約30%
デゴルジュマン:2019年5月
ドザージュ:6g/L
前者は、泡の豊富さに少し驚きましたが、白い花やチョークの香りと、ふくらみがありバランスの良い味わいで、男子数人に評判良し。
後者は、気泡の粒も細かく、繊細で、複雑なスパイスやトーストのような香ばしい香り、心地よい酸と余韻の長さを感じさせて、かなりの好印象でお気に入り。36ヶ月の瓶内熟成して、デゴルジュマン後、36ヶ月間も瓶内熟成(合計72ヶ月)させたとのことで、納得の結果でした。
次は、滅多に味わえないコトー・シャンプノワの2種で、しかも超少量生産の逸品。
(3)ブルーノ・パイヤール 2020 オジェ コトー・シャンプノワ GC
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:CH100%
生産本数1,109本(4樽分)
(4)ブルーノ・パイヤール 2020 ル・メニル コトー・シャンプノワ GC
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:CH100%
生産本数1,120本(4樽分)
両者とも、コート・デ・ブランのグラン・クリュで、前者は、オジェ、後者は、ル・メニル・シュル・オジェのCH100%。両者とも、ぶどうの質感の良さは共通ですが、オジェは、少し濃い目で丸みのある印象でした。
ル・メニル・シュル・オジェは、酸味を感じさせて、しっとりとして余韻が長く好印象で、お気に入りでした。
最後は、上記のコトー・シャンプノワのGC オジェとル・メニルのシャルドネを使って、1990年から続く25ヴィンテージをリザーブワインに使ったブラン・ド・ブラン。気圧は若干低めとのこと。
(5)ブルーノ・パイヤール ブラン・ド・ブラン エクストラ ブリュット GC
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:CH100% ドゥミ・ムース 4.5気圧
リザーブワイン:1990年から続く25ヴィンテージのパーペチュアル
ドザージュ:6g/L以下
デゴルジュマン:2022年5月
これは、コトー・シャンプノワのル・メニルが、さらに旨くなったような印象で、泡の威力を感じました。なかなかのお気に入り。
その後レモンとレモン菓子と、さらにはレモンの皮とも試して、それぞれの酸味との相性をチェック。
結果的には、2番目のキュヴェ スワサン ドゥーズ エクストラ・ブリュットが相性良しの印象でした。
(ル・メニルの瓶を持ち帰ったつもりでしたが、慌てて、オジェを持ってきてしまったので、取りあえず、2本だけで。)
1981年創業という新しい立上げながら、着実に評価を上げているメゾンであるブルーノ・パイヤールの特性が良く分かる5本のラインナップ。
メゾンの特徴について、講座中に配布された、輸入元のミレジメによる紹介文を改めて読むと、様々な試みを行っている結果が、今回の5本に現れていることがよく分かります。
(株式会社ミレジメのサイトより)
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.millesimes.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/BP%E5%85%A8%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0-%E4%B8%8A%E4%BB%A3202312%E6%9B%B4%E6%96%B0.pdf
最初の2本は、デゴルジュマン後の長期瓶内熟成による違いを、利き分ける試み。
(1)ブルーノ・パイヤール エクストラ ブリュット プルミエール キュヴェ
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:PN45%、CH33%、M22%
リザーブワイン:約30%
デゴルジュマン:2022年10月
ドザージュ:6g/L
(2)ブルーノ・パイヤール キュヴェ スワサン ドゥーズ エクストラ ブリュット
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:PN45%、CH33%、M22%
リザーブワイン:約30%
デゴルジュマン:2019年5月
ドザージュ:6g/L
前者は、泡の豊富さに少し驚きましたが、白い花やチョークの香りと、ふくらみがありバランスの良い味わいで、男子数人に評判良し。
後者は、気泡の粒も細かく、繊細で、複雑なスパイスやトーストのような香ばしい香り、心地よい酸と余韻の長さを感じさせて、かなりの好印象でお気に入り。36ヶ月の瓶内熟成して、デゴルジュマン後、36ヶ月間も瓶内熟成(合計72ヶ月)させたとのことで、納得の結果でした。
次は、滅多に味わえないコトー・シャンプノワの2種で、しかも超少量生産の逸品。
(3)ブルーノ・パイヤール 2020 オジェ コトー・シャンプノワ GC
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:CH100%
生産本数1,109本(4樽分)
(4)ブルーノ・パイヤール 2020 ル・メニル コトー・シャンプノワ GC
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:CH100%
生産本数1,120本(4樽分)
両者とも、コート・デ・ブランのグラン・クリュで、前者は、オジェ、後者は、ル・メニル・シュル・オジェのCH100%。両者とも、ぶどうの質感の良さは共通ですが、オジェは、少し濃い目で丸みのある印象でした。
ル・メニル・シュル・オジェは、酸味を感じさせて、しっとりとして余韻が長く好印象で、お気に入りでした。
最後は、上記のコトー・シャンプノワのGC オジェとル・メニルのシャルドネを使って、1990年から続く25ヴィンテージをリザーブワインに使ったブラン・ド・ブラン。気圧は若干低めとのこと。
(5)ブルーノ・パイヤール ブラン・ド・ブラン エクストラ ブリュット GC
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:CH100% ドゥミ・ムース 4.5気圧
リザーブワイン:1990年から続く25ヴィンテージのパーペチュアル
ドザージュ:6g/L以下
デゴルジュマン:2022年5月
これは、コトー・シャンプノワのル・メニルが、さらに旨くなったような印象で、泡の威力を感じました。なかなかのお気に入り。
その後レモンとレモン菓子と、さらにはレモンの皮とも試して、それぞれの酸味との相性をチェック。
結果的には、2番目のキュヴェ スワサン ドゥーズ エクストラ・ブリュットが相性良しの印象でした。
(ル・メニルの瓶を持ち帰ったつもりでしたが、慌てて、オジェを持ってきてしまったので、取りあえず、2本だけで。)
Hakoさん、一年間、お付き合いくださり、感謝感謝です。
昨日の第4週講座で、年内の日程はすべて完了しました、安堵!
12月は本当に希少なアイテムだったので、まさに“一期一会”
レモン等の実験は、今後のマリアージュにご活用くださいませ。
どうぞ良いお年をお迎えください!
ありがとうございました <(_ _)>
by fumiko (2023-12-28 17:56)
fumikoさん、チェックとコメントを、ありがとうございます。
ホントに、大変貴重な機会を、毎回セットしていただきまして、大変ありがとうございました。
今日は少し時間が出来たので、今までの講座で出されたアイテムの記録など見ていたら、凄いシャンパーニュを、沢山教えて貰っていることに、改めて感動しています。
メゾンの顔としてのノンヴィンテージは勿論、滅多に触れる事の出来ないプレステージまで網羅したラインナップは、本講座ならではと、大きな誇りに思います。
記憶力の衰えを、五感を駆使して何とかカバーしていきたいと思いますので、何とぞ今後とも、ご指導のほどよろしくお願いします。
by hako (2023-12-28 21:21)
Hakoさん、嬉しいコメントありがとうございます!
>メゾンの顔としてのノンヴィンテージは勿論、滅多に触れる事の出来ないプレステージまで網羅したラインナップは、本講座ならではと、大きな誇りに思います。
そうなんです。
それが、NHK文化センター青山校ならでは、
“今だけ、ここだけ”の世界です。
来年もハコさんや講座生の皆さまを笑顔にさせたいと思っています!
引き続き、宜しくお願いします。
by fumiko (2023-12-29 22:26)
fumikoさん、再びのコメントを、大変ありがとうございます。
まさにレアなアイテムとの一期一会と、最近は第3週と第4週のメンバーが、時々入れ替わって、先達の皆さんと青木先生とのやりとりが、また新鮮でも有り、楽しみです。
また、的確なコメントに、正にその通りと思えた時が、1番の喜びでもあります。
by hako (2023-12-30 11:51)