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大崎上島きのえ温泉清風館から+広島市内 [広島]

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高校時代の友人と3人での珍道中。9/17の夜に八重洲北口に集合して、出雲(瀬戸)にて、岡山乗換広島経由宮島まで往復後、呉の大和ミュージアム視察後、安芸津からのフェリーで、大崎クールジェンの脇を通過して、大崎上島の大江港から南東端の清風館まで何とか無事到着。
夕食後は、まだ曇り空で、取りあえず就寝。

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夜中目が覚めたので、空を見上げると何と星が見えていました。
早速、1階のベランダに出て、ロビーの照明を避けながら、木星周辺を。

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すばると木星が分かりやすく並んでました。

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南側は、明るくて星の繋がりを追えず。

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うお座が、まるごと収まったのは初めてです。


翌日は、三原で解散して二人は尾道へ。こちらは一人、広島に戻りました。
地図のスケールを誤り、広島駅から平和公園までの往路と、復路を、迷いながら5時間ほど歩くことになりました。
それでも折り鶴タワー経由、原爆ドームと平和記念資料館を見ることが出来、駅まで戻る途中には、世界平和記念聖堂の中まで入れて感動の旅となりました。


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今回の広島行きに先立って気になったので予習したもの。
佐藤重夫さんと丹下さんとのエピソードが興味深い。
また、オリヅルタワーでは、ヤンレツル展をやっていてタイムリーでした。
https://honto.jp/netstore/pd-book_31814141.html

さすがに、注目度の高い広島関連の建築についての記述は詳しいですね。

https://hiroshimaforpeace.com/buildings-column-2-memorial-cathedral-of-world-peace-noboricho-catholic-church/

読み甲斐が有ります。

オリヅルタワーも、ネットでは商業主義的との非難もあるようですが、なかなかの傑作だと思います。
これだけ大胆な改修が出来たのは、多分多くの紆余曲折があっただろうと思うと、実現したのは凄いです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%88%86%E4%B8%80%E5%8D%9A%E5%BF%97





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絶景レストランでの世界のスパークリングワイン最前線 [ワイン]

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レストランに踏み入れて、窓越しに見える景色の素晴らしさにビックリしました。

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WITH HARAJUKU8階にある、SHISEIDO PARLOUR THE HARAJUKUという名前に相応しい雰囲気。

そこで催された、家庭画報主催「世界のスパークリングワインを楽しむ会」は、青木冨美子先生の完璧な進行とレクチャーの下、本多康志店長自らのもてなしや、山本栄千夫料理長によるスペシャルコースに、さらにはリーデルの庄司大輔アンバサダーの各グラス解説まで加わって、世界のスパークリングワインの15種にも及ぶラインナップはもちろん素晴らしく、大盛会となりました。
家庭画報7月号(6月1日発売)による募集から約3ヶ月(9月3日実施)、待ちに待った催しは、期待を大きく上回りました。


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さて、第一部は、12時半の開始時刻になると、到着順に各人で、11種のテイスティングを行うという趣向。
ずらりと並んだ世界のスパークリングワインを、左から順番にテイスティング実施。

ぶどう品種の略号:
CH シャルドネ、PN ピノ・ノワール及びピノ・ネロ、PNP ピノ・ノワール・プレスコ、
M ムニエまたはピノ・ムニエ、PA ピノ・オーセロワ、PB ピノ・ブラン、
CF カベルネ・フラン、GV グリューナー・フェルトリーナー、Sy シラーズまたはシラー、
VI ヴィオニエ、RL リースリング、PRO グレーラ、CB シュナン・ブランまたはシュナン、
ME マカベオ、PL パレリャーダ、XA チャレッロ、


(1)Ajimu Sparkling Wine 2021 安心院スパークリングワイン 2021
 生産者:三和酒類 安心院葡萄酒工房 
 ぶどう品種:CH100%
大分県北部の緑の山々に囲まれた盆地特有の寒暖差を活かした良質なぶどうを使用とのこと。酸味や渋味を感じる膨らみのある味わいで余韻もあり、なかなか旨い。

(2)Sula Brut Crémant de nashik NV スラ ブリュット クレマン・ド・ナシク NV
 生産者:スラ・ヴィンヤーズ(インド西部ナシク)
 ぶどう品種:CH80%、RL&VI20%
 輸入元:出水商事
白い花やカルダモンのアロマとのこと、確かに香辛料や薬草のような香りに、滋味のある味わいで、独特の存在感があります。

(3)Iron Horse Wedding Cuvée 2014 アイアンホース ウェディング キュヴェ 2014
 生産者:アイアンホース ヴィンヤーズ(カリフォルニア州ソノマ)
 ぶどう品種:PN72%、CH28%
 輸入元:リエゾン
ロゼのような華やかな色合いと、旨みのある豊で上品な味わいとのことで、正にそのままの印象を受けました。なかなかのお気に入り。

(4)D.V. Catena Nature NV  DV カテナ ナチュール NV
 生産者:カテナ(アルゼンチン メンドーサ)
 ぶどう品種:CH70%、PN30%
 輸入元:ファインズ
高地の冷涼なエリアから取れるぶどうを厳選した、きれいな酒質とシャルドネ由来の白い花やシトラスの風味に、ピノノワール由来の複雑みがあるとのこと。トースト香も加わったクリーミーな味わいが、感じられました。これもお気に入り。

(5)Robert Weil Riesling Sekt b.A. Extra Brut 2020
    ロバート ヴァイル リースリング ゼクト エクストラ ブリュット 2020
 生産者:ロバート ヴァイル(ドイツ ラインガウ)
 ぶどう品種:RL100%
 輸入元:ファインズ
リースリング由来の気品のある味わいとのことで、ぶどう品質の良さを感じました。

(6)Freixenet Italian Rosé フレシネ イタリアン ロゼ
 生産者:フレシネ(生産地 イタリア)
 ぶどう品種:PRO、PN
 輸入元:サントリーワインカンパニー
カッティングボトルも眩しい、プロセッコに使われるグレーラの豊かな果実味と軽やかな酸味が調和したロゼとのことで、うまみも感じられて、バランスの良い爽やかな味わいでした。ちょっと気になる逸品。


(7)Freixenet Brut Barroco フレシネ ブリュット バロッコ
 生産者:フレシネ(スペイン カタルーニャ)
 ぶどう品種:PL40%、ME30%、XA30%
 輸入元:サントリーワインカンパニー
フローラルな風味と凝縮感のある味わいとのことで、ぶどう品種のせいか、他とは違うハーブ感のようなものを感じました。なかなかの逸品かと。

(8)Nyetimber Classic Cuvee Multi Vintage
    ナイティンバー クラシック キュヴェ マルチ ヴィンテージ
 生産者:ナイティンバー(イギリス ウェスト・サセックス)
 ぶどう品種:CH50~60%、PN30~40%
 輸入元:TYクリエイション
白いブーケのようなアロマと奥深い味わいとのこと、熟成感のある複雑味を感じました。
端正な外観のボトルで高級感もあり、好感度大のお気に入りです。
日本語のサイトもセンス良し。https://nyetimber.com/jp/

(9)Quadrille De Langlois-Chateau Crémant de Loire Blanc Extra-Brut 2016
   ラングロワ=シャトー クレマン・ド・ロワール “カドリーユ”エクストラ・ブリュット2016
 生産者:ラングロワ=シャトー(フランス ロワール)
 ぶどう品種:CB50%、CF20%、PN20%、CH10%
 輸入元:アルカン
4種のぶどうと4年の熟成を、カドリーユ(4人の騎手が馬と共に踊る騎手ダンス)に掛けて、アロマティックでスッキリとした味わいとのことで、飲みやすい味わいでした。

(10)Champagne Henriot Brut Rosé Millesimé 2012
  シャンパーニュ ブリュット ロゼ ミレジメ 2012
 生産者:アンリオ(フランス ランス)
 ぶどう品種:CH45%、PN55%、赤ワイン10%以下
 ドザージュ:7g/L
 輸入元:ファインズ
これは特別な一品。珊瑚色も美しい、ブラッドオレンジやエキゾチックなアロマに、塩味、クリーミーな食感とのことで、完璧なバランスの味わいです。いつも3重丸に花丸付き。

(11)Langmeil Sparkling Shiraz ラングメイル スパークリング シラーズ
 生産者:ラングメイル(オーストラリア バロッサ・ヴァレー)
 ぶどう品種:Sy100%
 輸入元:スマイル
樹齢10~100年以上のシラーズから造られたスパークリングワインは、ミントやエスニック風のアロマで、泡と渋みも滑らかとのことで、ミネラル感、タンニンも豊かでした。
赤のスパークリングワインは大変珍しく、これは青木先生も絶賛です。
https://www.langmeilwinery.com.au/product/NV-Stellle-Nere-Sparkling-Shiraz

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第二部は、ブラインドで、4種のスパークリングワインの生産国を当てるという趣向。
豪華なスペシャルコースの料理に合わせて、リーデルの格好良く機能的なグラスに順次、注がれていく特別なスパークリングワインを堪能しなががらのテイスティング。
(当日のボトル画像が無いので、各メゾンのサイトと家庭画報7月号のサイトを参照してください。)


(12)Errazuriz Método Tradicional Extra Brut
    エラスリス トラディッショナル メソッド エクストラ・ブリュット
 生産者:エラスリス(チリ)
 ぶどう品種:CH65%、PN35%
 輸入元:JALUX
5年の瓶熟を経てリリースされた泡ものは、熟れたカリンやナッツ、清涼感のある酸味、パネトーネの味わいとのことで、バランス良い味わいを感じました。
https://www.kateigaho.com/article/detail/169791

(13)2018 Blanc de Blanc, Gusbourne Estate  
     2018ブラン・ド・ブラン ガズボーン・エステート
 生産者:ガズボーン(イギリス ケント)
 ぶどう品種:CH100%
 輸入元:ベリー・ブラザーズ&ラッド
柑橘系果実のアロマ、白胡椒やヘーゼルナッツ、複雑味があり、土壌由来の切れ感のある酸味とミネラル感とのこと。
こちらもセンスの良い外観に加えて、まさに切れ味の良い味わいでした。なかなかのお気に入り。
https://www.gusbourne.com/jp

(14)CUVÉE ROYALE – BRUT NATURE NV
    キュヴェ・ロワイヤル ブリュット・ナチュール NV
 生産者:ジョセフ・ペリエ
 ぶどう品種:CH62%、PN14%、M24%
 輸入元:JALUX
5年間の瓶塾を経た糖分添加をしていないスタイルで、ネクタリンやドライフルーツ、白胡椒やブリオッシュ、クリーミーで余韻も長いとのこと。泡も豊かで、味わいも見事でした。
https://www.josephperrier.com/ja/champagnes-et-cuvees/cuvee-royale-brut-nature/


(15)Ferrari Perlé Millesime 2016 フェッラーリ・ペルレ・ミレジム 2016
 生産者:フェッラーリ(イタリア トレント)
 ぶどう品種:CH100%
 輸入元:日欧商事
白い花や熟したリンゴのアロマ、華やかでシームレスな味わいとのこと。細かいきれいな泡立ちに、パワーのある味わいは、フェッラーリの名前に相応しく、素晴らしく好印象でした。
https://www.ferraritrento.com/en/collection/ferrari-perle/

どれも優れもので、大変難しい選択でしたが、きっちりと正解した方が4人も居て、素晴らしい。
さすがに経験豊かな方々でした。

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最後は、これまた豪華なシャインマスカットが載ったデザートまで堪能。

各国のスパークリングワインの違いを感じながら、スペシャルメニューの上品な料理との抜群の相性の良さを見つけて、至福の時を過ごすことが出来ました。

「今だけ、ここだけの会」に参加出来て、ラッキーでした。
本当にありがとうございました。

なお、家庭画報7月号の記事は下記サイトにて全文参照可能です。
https://www.kateigaho.com/article/detail/169791

また、今回、青木先生選定の2アイテムが、英国ベストワイナリーの1,2位でした。
https://www.therealreview.com/wine-regions/gb/top-wineries/2023/
https://www.kateigaho.com/article/detail/169420
https://twitter.com/vin_fumiko

(帰路は、竹下通り側に抜けて、古い駅舎の名残がある改札口から)

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https://withharajuku.jp/about/


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春期シャンパーニュ講座 第5回(第5週に実施分) [ワイン]

今回は、シェフ・ド・カーヴの力量に注目して、ロゼを中心にテイスティングするという、大変貴重なラインナップとなりました。
シェフ・ド・カーヴ各人の詳しい説明については、青木先生のサイトを参照してください。
https://non-solo-vino.blog.ss-blog.jp/2023-09-02

最初は、概観からも違いが際立つ、以下の3種。

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(1)ペリエ ジュエ ブラゾン ロゼ
 生産者:ペリエ ジュエ(NM)
 ぶどう品種:CH25%、PN50%、M25%、赤ワイン14%
 リザーブワイン:最大15%
 ドザージュ:8g/L

(2)パイパー・エドシック ロゼ・ソヴァージュ
 生産者:パイパー・エドシック(NM)
 ぶどう品種:PN50%、CH25%、M25%、赤ワイン15%
 リザーブワイン:最低25%
 ドザージュ:8g/L

(3)マム グラン コルドン ロゼ
 生産者・マム(NM)
 ぶどう品種:PN60%、CH22%、M18%、赤ワイン9%
 ドザージュ:6g/L
 
ペリエ ジュエのシェフ・ド・カーヴは、ショートカットが似合うゼヴリーヌ・フレルソンさん。
ブラゾン ロゼは、きれいなサーモンピンクで、果実の香りに、凜として上品な味わい。
黒ぶどう比率が多いのに、シャルドネの存在感が、しっかりあるとのコメントありましたが、納得。
爽やかで飲みやすく、お気に入り。

パイパー・エドシックのシェフ・ド・カーヴは、あごひげもたっぷりのエミリアン・ブティヤさん。
明らかに濃い目の色合いで、少し複雑で強めの香りと同様に、味わいもなかなか力強く、印象的でした。肉系の料理にも合うでしょうとのコメントあり。結構、お気に入りでした。

今回の一つのハイライトは、アンリオから、2020年1月にメゾン・マムに移って、各種改革を進めていた、故ローラン・フレネさんを偲んで、マムの味わいが、シェフ・ド・カーヴに依って良い方向に変化していることを確認することでした。ほぼ全員が、マム グラン コルドン ロゼの活き活きとして、きれいな酸味やふくよかな味わいを評価していました。
繊細でエレガントな味わいを感じることが出来ました。

次は、ヴィンテージの、なかなか豪華な2種。(下図の右二つ)

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(4)シャルル・エドシック ロゼ2012
 生産者:シャルル・エドシック(NM)
 ぶどう品種:PN62%、CH38%、赤ワイン9%
 ドザージュ:9g/L
 
(5)ゴッセ セレブリス・エクストラ・ブリュット2008
 生産者:ゴッセ(NM)
 ぶどう品種:CH43%、PN57%
 ドザージュ:3g/L

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シャルル・エドシックのシェフ・ド・カーヴは、シリル・ブランさんでしたが、2023年3月に、エリース・ロスフェルドさんに引き継いだとのことですが、シリル・ブランさんの手がけたロゼ2012は、ローストした香りと、ふくよかな味わいを感じさせて、「創造性が拡がる」ような印象を受けました。
シリル・ブランさんは、今後、フェッラーリでの活躍が期待されるとのことで、楽しみです。

最後のゴッセのシェフ・ド・カーヴは、オディロン・ド・ヴァリーヌさんで、フレッシュさと深みを大事にして、ゴッセのスタイルを出しているとのこと。セレブリス・エクストラ・ブリュット2008は、流石に、熟成感のある香りと、大変深く素晴らしい味わいでした。

いつもの事ながら、あらたに目を開かされることばかりですが、今回は特にシェフ・ド・カーヴの力量にフォーカスということで、別な視点からのシャンパーニュの特性に気づかされました。
大変良い企画を、ありがとうございました。

以下、きれいなマムのボトルとシャルルのロゼ色ボルトと、迫力有るゴッセのボトルは豪華なBOXと共に記録撮影。

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