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春期シャンパーニュ講座 第4回 (第3週) [ワイン]

今回は、伝統と定評のあるアンリオが、生産者協同組合TEVC(テロワール・エ・ヴィニュロン・ド・シャンパーニュ)の傘下になったことを受けて、現在のアンリオのシャンパーニュを確認しておこうという趣旨の下、選りすぐり5本のテイスティングで、大変貴重な機会となりました。

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左から(1)(2)(3)の順。

(1)アンリオ ブラン ド ブラン
 生産者:アンリオ(NM)
 ぶどう品種:CH100%
 ドザージュ:7g/L未満

最初は、見た目や香りも爽やかで、酸やミネラル感たっぷりのインパクトのある味わいでした。


(2)アンリオ ブリュット ミレジメ2012
 生産者:アンリオ(NM)
 ぶどう品種:CH54%、PN46%
 ドザージュ:6g/L

2番目に、既に定評のある素晴らしい2012年ものが登場して、こんな贅沢をして良いのかと感動。

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昨年の2012年特集の中でも、花丸付きのお気に入りという評価でした。
貴重なライバルとの記念写真の前で一枚。

(3)アンリオ キュヴェ エメラ2008
 生産者:アンリオ(NM)
 ぶどう品種:CH50%、PN50%
 ドザージュ:5g/L未満

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2012年も素晴らしいですが、今回の2008年は、さらにインパクトがあり、細かい泡や、複雑な香りに、大変まろやかでバランスが良く余韻も長くエレガントな味わいでした。大変高評価のお気に入り。

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後半は、ロゼ2本。左が(4)。

(4)アンリオ ブリュット ロゼ ミレジメ2012
 生産者:アンリオ(NM)
 ぶどう品種:CH45%、PN55%、赤ワイン10%以下
 ドザージュ:7g/L

同室の先達は、流石の高評価で、確かに重厚感があるのにやさしさもあり、なかなかのお気に入り。

(5)アンリオ ブリュット ロゼ
 生産者:アンリオ(NM)
 ぶどう品種:CH30%、PN60%、M10%(赤ワインとして8~10%)
 ドザージュ:7g/L未満

最後のノンヴィンテージも、この季節に合っているのか、フレッシュで、(4)にも迫るほと、大変印象良しでした。

秀逸なアンリオ5本もの贅沢なラインナップで、たまたまの誕生日(本年は7月第3週水曜日)を、皆さんで祝っていただいた気分を味わうことが出来て、大変ありがとうございました。

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今回、5本の集合写真が手ぶれで文字が判別出来なかったので割愛しますが、ヴィンテージ3本のそろい踏みにて、記録しておきました。
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竹橋2回目 [東京]

予定通り、中学校の同級生4人で金曜日の午後、近代美術館にて、「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を観てきました。
平日だったためか、チケット売り場でも全く並ばずに済んで、入場後も、一部の人気パネル前を除いて、ほぼ渋滞無く、全ての展示を、2時間半ほど掛けて確認することが出来ました。
最近は、渋滞ばかりの展覧会が多いので、非常に珍しくラッキーでした。

(第1章ガウディとその時代と第2章ガウディの創造の源泉は、撮影禁止なので、第3章サグラダ・ファミリアの軌跡から)
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まず目に入ってくるのは、外尾悦郎さん製作の降誕の正面:歌う天使たち、の石膏像。
7/23朝のEテレでは、明るい照明の下で、司会者とゲストが談笑してましたが、確かに明るい表情で笑っているようです。(実際の会場は暗くて、文字が読みにくく、これも渋滞の原因か)

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迫力の1/200スケール金属模型。実物とは大分印象が異なりますが、よく出来ています。

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1/25身廊部の模型。ちょこっと置かれた人のサイズと比較しないと空間の大きさは分かり難い。


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鐘塔の模型は、司教の象徴である冠、杖と指輪を表しているとのことですが、言われないと分かりません。

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1989年10月に現地を訪れた時には、まだまだ、ほんの一部だけだったことが分かりました。

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聖器室の形を、上に伸ばしたのが、塔になっているという説明、そうだったのかと。

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マルコの塔模型。特に解説無しですが、格好良い。

出口付近で、実測した話や構造の話のビデオが流れていて、なかなか面白い内容でした。
YKK APの提供らしく、YouTubeで復習出来るようです。
実測した内容の本は、5000円ですが、その価値はあります。(買いませんでしたが)

その後の常設展も、割とゆっくり観られたので、普段は素通りしていた日本画も眺めてきました。
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髪の表現が凄い。
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表情が気に入りました。
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室内は、こんな雰囲気で、落ち着きます。

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何気に、色彩のハッキリしたシャガールも。

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夕刻の光に、竹橋のビルが印象的でした。

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夜は、さらに3人合流して、いつもの新宿のビルの2階で、季節のメニューを頂きました。
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竹橋経由有楽町 [東京]

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先月から始まったガウディとサグラダファミリア展の下見に行ってきました。
日曜日だったので、超混雑で入場まで40分待ち。入口付近の模型の展示などの第1章と、第2章創造の源泉は渋滞していて、ほとんど見られず。
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第3章のサグラダファミリアの軌跡から、写真撮影OKだったので、身廊部の模型など何枚か。
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1989年10月に現地で見たときには無かった尖塔が完成したようで、その模型が印象的でした。

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外尾悦郎さん製作の貴重な彫刻群。

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最後に、NHKの映像を大画面で見て、満足。
特集番組は、大雨の為、放送されなかったので残念でした。

30分ほどで外に出て、常設展のある4階から階段を上り、2階までチェック。
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眺めの良い部屋から物産ビルなど眺めて、有楽町に移動しました。

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3時半過ぎだったので、ほぼイベントも終了間際でしたが、JBLのパワードスピーカーと、
SonyのAVアンプの音が聴けたので、満足でした。
帰りにホリーコールのSACDをゲットして、ビックカメラ経由帰宅。

ガウディ展は、次回今月末の平日に、中学校の同級生達とゆっくり見たいと思います。

(番外)
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1989ね10月の降誕の正面、外尾さん製作の楽天使6体の彫刻群が、まだ白く輝いていました。
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