SSブログ

下半期第3回シャンパーニュ講座(第3週の回) [ワイン]

DSC05610.jpg
DSC05592.jpg
今回は、クリスマスプレゼントということで、いきなり強烈なラインナップが提供されました。

1.シャルル・エドシック ブラン・デ・ミレネール2006
 何と20201年12月1日発売で、出たばかり。
 シャルル・エドシック(NM) CH100% デゴルジュマン 2019年3月
 ドサージュ 7g/L

2.パイパー・エドシック オール・セリィ1971
 生産本数2021本、日本への輸入300本の内の超貴重な1本。
 2021年10月27日出荷開始とのこと。
 パイパー・エドシック(NM)
 信じられませんが、収穫年は、1971年9月って、50年前ですね。
 1972年3月のグランクリュとプルミエクリュの12村のブドウをブレンド
 ボトリング 1972年7月26日~30日
 デゴルジュマン 2021年2月 ノン・マロ(非MLF マロラクティック発酵無し)
 ドサージュ 10g/L
 
前者はライトグリーンを帯びたゴールドで、爽やかな果実の香りと供に、非常になめらかで上品な味わいでした。塩味が特徴とのこと。あまりにも素直に入ってくるので、最初から凄いなとは思いましたが、上級者の皆さんは、お気に入りのようで、やはり見抜いていたようです。

後者は、特製のと名前が付くだけに、タダ者では無い感が満載で、かなりのインパクトがありました。
泡はワインに溶け込んでいて、濃いめのゴールド。熟成感とヴォリューム感たっぷりの香りで、最初から強い印象を与えてくれますが、少し甘さを感じるような独特な味わいで、後から酸味もじわっと来ました。これは凄い。

DSC05595.jpg
特製の木箱入り。1971年生まれの方が居て、お持ち帰り。
DSC05597.jpg
左下に、NO.823/2021の刻印が。
DSC05602.jpg
スタイルも良し。
DSC05615.jpg
DSC05614.jpg
王冠もオシャレな配色です。

DSC05600.jpg
DSC05616.jpg


後半は、この講座では珍しいとのことですが、ドゥミ・セックの特集です。

3.ポル・ロジェ リッチNV
 ポル・ロジェ(NM) PN、CH、M各1/3
 最低36ヶ月熟成  ドサージュ 34g/L
 
4.マム アイス・エクストラNV
 マム(NM) PN51%、M34%、CH15%
 最低20ヶ月熟成、アメリカンオークで熟成されたリザーブワインを使用
 ドサージュ 35g/L

5.パイパー・エドシック シュブリームNV
 パイパー・エドシック(NM) PN50%、M30%、CH20%
 最低36ヶ月熟成、リザーブワインは、約25%使用
 ドサージュ 35g/L

確かに、最初から甘めで、飲みやすいですが、この後、炭酸割や懐かしの不二家の「カントリーマアム贅沢バニラ」や「チョコまみれ」などと一緒に味わうというような実験をして、さらに飲みやすく感じました。
甘さを薄めるのも良いし、さらに甘い物と合わせれば、丁度良い甘さに感じる相乗効果がありました。

いつもながらの素晴らしい企画と構成への期待を、さらに上回るラインナップで、大変嬉しい年末のプレゼントとなりました。ありがとうございました。


nice!(7)  コメント(2) 

nice! 7

コメント 2

fumiko

Hakoさん、迅速なアップありがとうございました。
昨日が第4週のシャンパン講座だったので、これで2021年の回が無事に終わりました、安堵です。
青木ならではのラインナップと自負していますが、特にパイパーのオール・セリィ1971は50年間澱と寝ていたシャンパンで、その澱を抜いたのは今年の2月、貴重で希少なアイテムでした。
シャンパン業界にいてもなかなか出会えない逸品を、皆さんと共有できたことは何より。コロナ渦中のストレスも発散できましたね。
キリの良い14750(=8)番目のナイス、ちなみに8は私の守り数なんです。来年も宜しくお願いします!!
by fumiko (2021-12-23 11:40) 

hako

fumikoさん、早速のチェックとコメントを、ありがとうございます。
丁度、50年前のワインが、こんなにも活き活きとして蘇ることに衝撃を受けました。パワーが凄かったです。レストランでは間違いなく注文出来ない貴重なシャンパーニュ、ホントにありがとうございました。
守り数8に至る計算、神秘的ですね。
by hako (2021-12-23 16:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。