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カラコルムの夜明け前 [モンゴル]

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一昨日の夜、ウランバートルに着いて、昨日は、カラコルムまで移動。
月齢13夜は、ほぼ、満月なので星は見えないかなと思っていたら、夜明け前に月が沈んで、空が白むまでの短い時間でしたが、何と天の川まで、うっすらと見えました。
肉眼ではこんなに星は見えませんが、ISOの感度を上げて、数秒から20秒程度まで露光したRAWデータを、現像してみたところ、ビックリするほどの無数の星が浮かび上がってきました。
カシオペア座が分かりやすかったので、それを中心に上下に移動してみました。
右下に北極星(こぐま座)、左上にアンドロメダ座、M31大銀河が見えます。

Sony α7c+20mmf1.8、ISO3200, 15秒です。
それぞれ、2MB程度に縮小しましたが、クリックすると拡大します。
(オリジナルは、20MB程度でした。)

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右下にオリオン座のベテルギウスが赤く光っていて、右上にアルデバラン(おうし座)とプレヤデス星団(すばる)が写っていました。アルデバランの隣は、火星のようです。
左上に、カペラ(ぎょしゃ座)と星座の形が、クッキリと見えます。
左下は、ふたご座のカストルとボルックスだと思います。

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左下に、北斗七星。北極星も辛うじて確認できます。東の空は、既に空が赤くなっていました。

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同じくカシオペア座とペルセウス座。右下に北極星、右上の明るい星は、カペラのようです。
(参考)
https://www.ssc.slp.or.jp/star/45700.html
https://www.astroarts.co.jp/alacarte/2021/11/index-j.shtml

DSC01606-1.jpg
同、カシオペア座付近。若干の赤みを強くした色違いにして。

DSC01607-1.jpg
右下のオリオン座から、右上のアルデバラン(おうし座)へ。左は、プロキシオン(こいぬ座)と、
下にシリウス(おおいぬ座)。取りあえず、冬の大三角か。
(参考)
https://www.ssc.slp.or.jp/star/42984.html
https://www.astroarts.co.jp/alacarte/2022/02/index-j.shtml

DSC01608-1.jpg
ぎょしゃ座とすばるが明るく撮れてます。

DSC01609-1.jpg
ほぼ同じアングルですが、若干赤目に現像。

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南西側は、照明でほとんど見えませんが、木星がにじんで大きく写ったようです。右上は、ペガスス座の一部か。

ゲルに泊まったのですが、ストーブの火が消えて、寒いわ風の音は凄いわで、夜明け前に目が覚めたのが丁度、月が沈んだ後で、結果的には大変ラッキーでした。

(9/21追加)
切り貼りで縦に、オリオン座からカシオペア座まで、繋げてみました。

gousei-11.jpg

(10/17追加)
画像反転させて、星座のラインを繋いでみました。

星座図.jpg
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谷口健二

素晴らしい星空ですね。総統カメラ技術が必要なんでしょうね!
by 谷口健二 (2022-09-11 22:48) 

hako

谷口さん、コメントを、ありがとうございます。
星空を撮るのは初めてでしたが、雑誌などで予習はしていきました。
肉眼では見えない星も、長時間露光で記録されているようで、現像すると、沢山写ってました。
by hako (2022-09-12 05:58) 

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