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下半期第3回シャンパーニュ講座(第3週の回) [ワイン]

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今回は、クリスマスプレゼントということで、いきなり強烈なラインナップが提供されました。

1.シャルル・エドシック ブラン・デ・ミレネール2006
 何と20201年12月1日発売で、出たばかり。
 シャルル・エドシック(NM) CH100% デゴルジュマン 2019年3月
 ドサージュ 7g/L

2.パイパー・エドシック オール・セリィ1971
 生産本数2021本、日本への輸入300本の内の超貴重な1本。
 2021年10月27日出荷開始とのこと。
 パイパー・エドシック(NM)
 信じられませんが、収穫年は、1971年9月って、50年前ですね。
 1972年3月のグランクリュとプルミエクリュの12村のブドウをブレンド
 ボトリング 1972年7月26日~30日
 デゴルジュマン 2021年2月 ノン・マロ(非MLF マロラクティック発酵無し)
 ドサージュ 10g/L
 
前者はライトグリーンを帯びたゴールドで、爽やかな果実の香りと供に、非常になめらかで上品な味わいでした。塩味が特徴とのこと。あまりにも素直に入ってくるので、最初から凄いなとは思いましたが、上級者の皆さんは、お気に入りのようで、やはり見抜いていたようです。

後者は、特製のと名前が付くだけに、タダ者では無い感が満載で、かなりのインパクトがありました。
泡はワインに溶け込んでいて、濃いめのゴールド。熟成感とヴォリューム感たっぷりの香りで、最初から強い印象を与えてくれますが、少し甘さを感じるような独特な味わいで、後から酸味もじわっと来ました。これは凄い。

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特製の木箱入り。1971年生まれの方が居て、お持ち帰り。
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左下に、NO.823/2021の刻印が。
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スタイルも良し。
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王冠もオシャレな配色です。

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後半は、この講座では珍しいとのことですが、ドゥミ・セックの特集です。

3.ポル・ロジェ リッチNV
 ポル・ロジェ(NM) PN、CH、M各1/3
 最低36ヶ月熟成  ドサージュ 34g/L
 
4.マム アイス・エクストラNV
 マム(NM) PN51%、M34%、CH15%
 最低20ヶ月熟成、アメリカンオークで熟成されたリザーブワインを使用
 ドサージュ 35g/L

5.パイパー・エドシック シュブリームNV
 パイパー・エドシック(NM) PN50%、M30%、CH20%
 最低36ヶ月熟成、リザーブワインは、約25%使用
 ドサージュ 35g/L

確かに、最初から甘めで、飲みやすいですが、この後、炭酸割や懐かしの不二家の「カントリーマアム贅沢バニラ」や「チョコまみれ」などと一緒に味わうというような実験をして、さらに飲みやすく感じました。
甘さを薄めるのも良いし、さらに甘い物と合わせれば、丁度良い甘さに感じる相乗効果がありました。

いつもながらの素晴らしい企画と構成への期待を、さらに上回るラインナップで、大変嬉しい年末のプレゼントとなりました。ありがとうございました。


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